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6月7日 民主党本部で環境政策セミナー

6月7日
民主党本部で、「食品リサイクル法」に関して第一回環境政策セミナーが開催された。
現在、ゴミの中でも特に生ゴミは、焼却炉の温度を下げるため、ダイオキシン発生の原因の一つともいわれている。そこで、今回は食品廃棄物の問題に取り組んできた「NYK環境微生物研究所」代表の近藤信行さんを講師に招いてのセミナーをおこなった。参加者は20名ぐらいで半数が学生だった。
近藤さんは講演の中で、以下のように述べた。

生ゴミを肥料にリサイクルをするといっても難しい。現在、有機肥料を使っている農家は少ない。カリやリンや塩など、土壌や作物にあった肥料が要求されるために、種類によって成分が全然違う「生ゴミ」は使いにくいからだ。

生ゴミを飼料にするのも難しい。牛は塩が入っていても大丈夫だけど、豚は駄目だったりする。そのように成分上の問題がある。

生ゴミを燃料にするRDFも、実はほとんどうまくいっていない。

どれも、リサイクル後の用途の技術と研究が必要だ。特に微生物を使う場合は、季節による温度やペーハーなどが重要だ。
それを満たした安くてよい堆肥もあるのに、出荷センターのルートの関係で使わされる堆肥が、もともと決まっているのが問題だ。その制度を変えなければならないのではないか。

あまりよくないものにも、国の補助金がついている。補助金をつけるなら、大企業だけでなくマイクロ・ビジネスにもつけるべきではないか。

ドイツを視察に行ったときに見た地中に埋めてメタンガスを出させて発電に使うのも一つの方法だろう。

また、学生から 「生ゴミに含まれるリン対策として、ケナフを使えないか?」という質問に対しては

現状ではリンに打つ手がない。細かく切って混ぜたら、使えるかもしれません。しかし、リン、マンガン、クロム、砒素などだけを取り除くことができたら、ノーベル賞がもらえるでしょう。

と、述べた。
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